昔であれば、資産運用と言えば、銀行や郵便局に預金をするのが普通でした。普通預金でも、そこそこ利子が付き、定期預金であればさらに高い利子でお金を増やすことが出来たからです。
また、銀行が倒産するなんて夢にも思わなかった時代でしたから、リスクを負うこともなく、一番安全な資産運用の手段でした。
しかし、ハブルが崩壊し、日本全国におい多くの銀行が膨大な不良債権を抱え込み、銀行が破たんし、再編成を余儀なくされるようになると、銀行に対する安全神話が崩壊し、同時に、低金利時代に突入しました。そして、今や、マイナス金利時代です。
このため、資産を増やすためには、多少のスリクを負う覚悟で運用することが求められるようになりました。
それが、株式、信託投資、FX、外貨預金などです。これらリスクを伴う商品を運用をする際は、リスクとリターンについてよく理解しておくことが必要です。この2つは表裏一体の関係にあるからです。
リスクの種類には、為替の変動による為替リスク、金利の変動によるリスク、株式、債券、投信などの価格変動リスク、売りたいときに売れない流動性リスクリスク、破綻や倒産などにより元本や利息が支払われない信用リスク、発展途上国や新興国などに投資する場合に生ずるカントリーリスクがあります。
一方、リターンには、利息、クーポン、スワップポイント、配当金、分配金などのインカムゲインと、売却益、償還差益、為替差益などのキャピタルゲインがあります。
FXのリスクとは