故人が残した品物を整理するにあたっては、できれば家族や親族だけで整理したいところでしょうが、遺品の数が多い、一人暮らしであったため部屋が乱雑で手の付けようがない、孤独死したなどの特殊な場合は、素人の手には負えません。
また、遺品の種類によっては、リサイクルや廃棄処分などに分別する必要があります。
冷蔵庫、テレビ、電子レンジ、洗濯機などの電気製品やタンスなどは粗大ごみとして行政に処分を依頼しなければなりませんし、エアコンの取り外しは電気工事が必要になりますから、電気工事業者に依頼しなければなりません。
こうした煩雑な作業は、遺品整理業者に依頼すれば、全て一括で処理してくれますので、複数の業者から見積もりをとって価格を比較しながら選びましょう。
遺品の種類にも、リサイクル可能な品物が多い場合もあれば、廃棄処分品だけの場合もあるため、同じ遺品の量であっても費用には違いがあります。
業者の形態は、会社、個人営業、フランチャイズなどがありますし、リサイクルショップが母体となっている業者や、引越しや運送業者が行っている場合もあります。
サービスは、遺品整理専門業者の方が良いようですが、リサイクルと兼業で行っている業者だと、リサイクルと処分を合わせて行うことが出来るため、費用を安く抑えることが出来るかも知れません。
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