自分は太っていると思い込むと、すぐにダイエットに走ろうとします。特に、モデルのようなスリムな体になりたいと願っている女性ほど、その傾向が強いようです。
でも、健康的な標準体重と、自分が目指す体臭との間には、かい離がある場合が多いのです。
例えば、標準体重が56Kgで、実際の体重が57kgとすると、たったこれだけで、自分は太っていると思い込んでしまい、目標体重を50kgに設定すると、6kgも減量しなければなりません。
しかし、本来であれば、2kg程度のオーバーなので、食生活に少し気を配るだけで、元にもどる可能性がありますし、この程度であれば、なにも、わざわざダイエットなどする必要は無いでしょう。
また、標準体重に近くても、ウエスト周り、クビ周り、あごや二の腕のタルミが気になることがあります。
その場合は、その気になる部位を運動によって引き締めれば良いだけの話で、わざわざ、ダイエットをする必要はありません。
まず、全身を鏡に映して、自分の身体をじっくり観察しましょう。一番気になるところはどこですか、そして、そこをどのような状況にしたいですか。これを、具体的にイメージしましょう。
おなか周りが気になるのであれば、普段の生活において、腹筋を意識した動きを取り入れましょう。
毎日腹筋運動するのが負担な場合は、ウエスト周りを意識してひねる運動を取り入れるだけでも、腹筋は鍛えられてきます。
また、通勤の時に、力を抜いてつり革にもたれるのではなく、腹筋に力をいれて姿勢を保つ努力をするだけでも効果があります。
少し太ったな感じて1食を抜いてしまうと、逆に太りやすくなります。このため、3食はしっかりと摂り、間食はしないようにしましょう。
食事に大事なのは、栄養バランスが取れていることです。極端に油脂分や炭水化物を抜いてしまうと、すぐにお腹が空くので、結局は間食に手をだして太ることになります。
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