四千年前まで人類すべては母系家族でした。この時代には結婚などなく、親子を定めるものといえば母子だけという母系社会でした。
そもそも母系社会は、人類誕生以来、数百万年続いてきました。ところが四千年前、突如、母系社会が崩壊を始めたのです。
その原因は、人口の増加です。人口が増えれば、どうしてもトラブルも増えます。トラブルが増えると殺し合いが始まります。それが戦争です。
戦争が増えると、どうしても、腕力の強い男性が大きな役割を果たしはじめ、女性の信頼を集めるようになります。
こうして、出産と子育てという役割を持つ女性に比べて、腕力の強い男性が主導権を持つ社会ができていきます。それが、父系(男性)社会の出現で、これは現代まで続いてきました。
この間、男性はテリトリー(縄張り)意識を高め、さらに次の戦争へと歩みを進めていきます。こうして、人類の歴史は、戦争の歴史であるといわれるようになったのです。
男性は好きな女の操を奪いますが、こんどは、その女に貞操を要求します。こうすることで、自分の子かどうかを特定しようとしているのです。
特定ができると、自分の私財や権力を我が子に移譲することで、独占欲を相続していこうとします。
女性のDNAはより好みの男性を求め、貞操を破ろうとしますので、男性は独占欲を維持するため、女を恐怖で縛る必要に迫られます。
これが現在、男がつくった家族の原点なんです。家族とは、男の権力や私財継承のシステムなんですね
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